ホワイトニング?ラミネートベニア?

歯科医院で行われるホワイトニングの知名度はとても高いものになってきましたが、患者様からよく「ラミネートベニア」って何?とご質問をいただきます。

ホワイトニングもラミネートベニアも歯科医院で歯を白くしてもらう方法ですが、この2つ違いについてご説明いたします。

ホワイトニングとラミネートべニアの違いとは?

ラミネートべニアのメリット、デメリットとは

まずは「回数」です。ホームホワイトニングでは数週間、オフィスホワイトニングでも数回の施述が必要となることがありますが、ラミネートベニアでは約2回の施述ですみます。

歯の白さの「継続期間」に関しても、ホワイトニングでは徐々に色が戻ってくるので定期的にタッチアップ(再度ホワイトニングを行うこと)が必要です。一方ラミネートベニアでは一回の治療で長期にわたって歯の色を保つことが出来ます。

また歯の色だけでなく歯の形、例えばすきっ歯を隠すこともラミネートベニアなら可能なケースもあります。

しかしラミネートベニアでは歯の表面のエナメル質を削る必要があります。

ラミネートべニアのメリット、デメリットとは

メリットといたしましては、治療期間が短く済むケースが多く、歯の色も好きに選べ、歯の白さを長くキープ出来ます。

一方、基本的には神経のある歯でないと土台に出来なかったり、薄いラミネートの場合は不透明で若干不自然な仕上がりになるなどのデメリットもあります。

ラミネートベニアはこんな方にオススメ

ラミネートベニアはこんな方にオススメ

・短期間で歯の色を変えたい

・ホワイトニングで効果がでにくい

・遺伝や薬物によって歯が変色している

・すきっ歯や歯の一部分が欠けてしまって形を整えたい

ラミネートべニアをオススメ出来ないケース

ラミネートべニアをオススメ出来ないケース

・歯並び、噛み合わせが著しく悪い

・神経のない歯(可能な場合もあります)

・歯ぎしりや食いしばりによってラミネートベニアが外れる可能性がある

また歯周病の状態によりおすすめ出来ない場合もございます。

 

 

お口の中の状態は患者様ごとに異なりますので、歯科医師に相談の上、ご自身にとって最適な治療を選択していただければと思います。